​若竹みらい創造基金

全ての​『育ち』をふんわり分かち合う

「おはようございます。」「おはよう。傘、振り回しちゃダメだよ。」

「バイバイ。」「もう帰っちゃうの?」

「ご無沙汰してました。」「久しぶり。大きくなったね~。」

「あの子、大学卒業して地元に戻ってくるんだって。」

社会福祉法人みんなでいきるは、上越市より指定管理を受け児童養護施設若竹寮を運営しています。

運営していく中で、児童が進学・就職時の初期・継続等の資⾦がないために進学を断念したり、中途で挫折するケースを見てきました。しかし制度上、卒寮後の児童に金銭的な支援を児童養護施設として実施することは難しく、児童・職員双方にとって悲しい思いをしてきました。

これ以上、金銭的な理由で児童の将来の選択肢をつぶしたくありません。

この度、みんなでいきるでは若竹寮に入所する児童の進学・就職にかかる⽀援寄附⾦を募り、誰かの『育ち』をそこに住む誰もが喜ぶ仕組みをつくりたいと考えています。

皆様の思いを基金を通じて児童養護施設若竹寮に入所しているこどもたちに伝えます。

若竹みらい創造基金を設置する理由

​ー児童養護施設退所後のこどもたちの暮らしー

児童養護施設では、原則18歳(措置延長の場合は20歳)になると退所しなければならず、高等学校卒業後、ただちに就職して1人で暮らしていくことが求められていました。

彼らは保護者に頼れないケースが多く、退所後の住居探しや電気やガスの契約など生活する上で必要な手続きを一人で行います。

その上、未成年であるため契約行為がとても難しい実情があります。就学・就職・アパートやスマートフォンの賃貸、保証人の確保。

これら一般社会では当たり前に行われている手続きが、こどもたちにとっては大きなハードルになっており施設長などに頼らざるを得ないのが実情です。

そして最も大きな問題が、手続きに必要なお金がとてもかかるということです(受験費用・入学金・敷金・礼金など)。

経済的な問題から、いきなり1人暮らしをして仕事をするのは厳しく、そのような理由で本人がやりたいことよりも住み込みや寮や食事つきといった条件面で就業先を選ぶことも多々あります。
 

大学など進学の場合は、学業を優先しつつもアルバイトなどで生活費も学費も自力で工面しなければいけないことになります。
 
入所措置年齢の引き上げや、就職・進学の際の身元引き受けなど支援の幅は年々拡充されてきてはいますが、まだまだ制度的に退所後のこどもたちの暮らしのフォローアップは足りていません。

​基金を通じてこどもたちの主に退所後の経済的な支援を行いたいと思います。

基金の活用内容

いただいたご寄付は下記のとおり活用させていただきます。

 

(1)学費等の支援

 全高卒者の進学率は大学等52.2%、専修学校等21.9%であるのに対して、児童養護施設の子どもの進学率は大学12.4%、専修学校等11.6%となっています(平成27年5月1日現在 平成29年 厚生労働省『社会的養護の現状について』)。きわめて低い進学率となっており、これは経済的な要因で進学を諦めたこどもが数多くいることを表しています。「進学してしっかり勉強したい。」こうした思いに応えるためにも、受験料や学費、また生活費に関わる費用に対し皆様からご支援をいただければと考えております。

 ※大学進学の場合にかかる費用(私立大学例)

  年間3,100,000(学費:1,100,000円 家賃:1,000,000円 生活費:1,000,000円)

(2)生活等の支援

 退所後、就職するこどもにとって住居の確保や電気・ガス・水道といったライフラインの支払い、スマートフォンの通信料といった通信インフラの費用を負担することは困難です。スーツやユニフォーム、職場までの交通手段を確保するのも困難な場合があります。基金を活用して安心して就職できる環境を整えていきます。

 ※就職1年目の費用

  年間3,300,000(家賃 :1,000,000円 生活費:1,400,000円 車両900,000円)

(3)緊急時の支援

 若竹寮を利用中も、事故や医療など緊急的にお金が必要となる場合があります。こどもたちが安心して暮らせるよう緊急時に使えるお金を確保します。

​ご寄付のつかいみち

3,000円のご寄付をいただいた場合は、下表のとおり活用させていただきます。

退所後の学費等の支援を第1に、就職時の支援および緊急時の支援に活用させていただきます。

※就職希望者が多い年度は、学費等の支援より就職時の援助を優先する場合もございます。

寄付(支援)の方法につきまして

① 若竹寮へ寄付の申出のご連絡を下さい

② 現金またはお振込にて寄付金のお支払いを頂きます

  (振込先)第四銀行/高田営業部 普通預金5103989

         若竹みらい創造基金 代表 大島誠

③ 若竹寮より領収書をお送りいたします

寄付金についての税額上の優遇

 ご寄付頂いた寄付金につきましては、所得税法に規定する所得控除の寄付金控除に該当し、税金上の優遇措置を受けることができます。

 寄附金の合計額から2,000円を差し引いた金額を、寄付をした方のその年分の総所得金額の合計額から控除することができます。


  〈所得控除の場合の計算式例〉

   寄付金額(所得の40%が上限)- 2,000円=所得控除額 
  なお、領収書の再発行は出来ませんので、領収書は大切に保管しておいて下さい。

​基金の管理

​ 配分委員会を設置し適切に管理していきます。寄付金を活用する場合は、第3者も含めた委員会にて内容を決定します。また年度ごとの寄付実績と何に使われたか使途を公表します。

児童養護施設 若竹寮「若竹みらい創造基金」給付規程

​基金への寄付以外につきまして

 現在、若竹寮に入所している児童の生活支援のための寄付も随時受け付けております。なお、物品等については重複で頂く場合や管理の問題もございますので事前にお問合せいただけると幸いです。

​ ※場合によってはお受けできないものもございます。

児童養護施設 若竹寮

【お問合せ先】〒943-0895 新潟県上越市御殿山町14-35 TEL:025-523-4029